2014年1月28日火曜日

TUBAME 2.5の見学

2014年1月現在、日本国内第2位の演算速度を誇るスパコンTUBAME(Tokyo Tech Supercomputer UBiquitously Accessible Massstorage Environment)の「平成26年度上期トライアルユース公募説明会」に出席するために東京工業大学の大岡山キャンパスに行ってきました。

トライアルユースは、要件を満たした利用者に対して期間を限定して無料でTUBAMEの計算資源を貸し出すというものです。トライアルユースでは研究結果公開を原則とした無料のサービスですが、研究結果非公開の有料のサービスもあります。研究結果などの知的所有権は、結果公開の有無にかかわらず利用者に属します。トライアルユースの詳細は、東京工業大学の サイト内にある「先端研究基板・プラットフォーム形成事業『みんなのスパコン』TUBAMEによる日本再生」のページをご覧下さい。



説明会の後に、東工大のスパコン「TUBAME 2.5」の見学会にも参加しました。TUBAME 2.5は、主にIntelのCPUやNVIDIAのTesla K20Xなどの民生品(コンシューマ向け製品)を中心に構成されています。1ノードあたり2つのCPUと3つのGPUから構成されていて、全体で1442ノードから構成されています。ピーク性能は5.7 PFlopsです。現在、世界ランキング第11位、国内ランキング第2位の性能です。2013年9月にGPUのアップグレードを行いTUBAME 2.0から2.5にGPUをアップグレードを行った結果、計算性能は3.6倍も向上しましたが、消費電力は1.3倍に抑えられています。また、床面積も441平方メートルから335平方メートルに縮小されています。(TUBAME 2.0は、2010年11月にエネルギー消費効率の良いスーパーコンピュータのランキング Green500 Listで第2位に入りました。)

また、コンテナデータセンター型の実験設備TUBAME-KFC(TUBAME Kepler Fluid Cooling)では、TUBAME 3.0に向けて、油浸冷却と大気冷却を組み合わせて効率良く冷却を行う研究が行われています。2013年11月には、既にTUBAME-KFC は省エネ性能スパコンランキングのGreen500 ListとGreen Graph 500 List の両方で第1位になったそうです。

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